2010.04.25 (Sun)

台湾 鹿谷郷のお茶 その2 ■杉林渓 玉葉茶

これまた前回と同じ林親子の手なるお茶ですが、今度はあっさり、すっきりの清香系高山茶。
杉林渓 玉葉茶
杉林渓

 杉林渓 玉葉茶(林獻鎮)
 一袋25g入 1200円


台湾高山茶の中でも人気の高い杉林渓茶。こちらは杉林溪龍鳳峽で採れた茶葉で仕立てられています。黄金色の湯色と、聞香杯の香りはミルクのような甘い香りが特徴です。とっても優しい味と香りに心もほぐれます。

これら以外に、大禹嶺でも有名な海抜2000m越えの合歓山で作られた高冷茶も新入荷しました。こちらは、杉林渓と較べると、甘みの中にきりっとしたスパイシー香りが加わり、一味違った味わいをお楽しみいただけます。
(合歓山高冷茶 一袋25g入 1500円)
18:03  |  新入荷  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.25 (Sun)

台湾 鹿谷郷のお茶 その1 ■ 凍頂、紅水、蝉涎香 

凍頂烏龍茶の産地として名高い鹿谷。そこで様々なお茶と出会いました。その中から美味しかったものをご紹介します。
100年烏龍茶樹を所有するお茶農家の三代目蘇世慶氏が伝統的な龍眼木の炭焙で作った凍頂烏龍茶です。
炭焙

  炭焙 凍頂茶(蘇世慶)
  一袋25g入 1500円

炭焙は大変難しい技法で、失敗するとスモーキーな不味いお茶となってしまいます。作り手の技量が一番問われる部分を見事にクリアして、甘みと芳醇さを引き出しています。

茶農家から優良な原材料を買い付け、独自に仕上げている林獻鎮、偉信親子が作り出す極品茶の数々。その中から3つ。
紅水凍頂茶
紅水

 茶王 紅水凍頂(林獻鎮)
 一袋25g入 1600円

濃厚さではこちらも負けていません。林氏曰く、紅水凍頂こそ本来の凍頂烏龍茶の味・香りを持つものだそうです。比較的高醗酵で仕立てられ、余韻の長さ、湯色の美しさなど茶師の技が光る逸品です。

蝉涎香 (貴妃茶)
蝉涎香

 蝉涎香(林獻鎮)
 一袋25g入 1600円


これまた、面白い名前のお茶です。ここで言う蝉とはウンカのことですね。凍頂版東方美人とおっしゃっていましたが、ウンカの食害を受けた茶葉が醸し出す特有の蜜香を取り入れたお茶です。確かにウンカが口を突き刺し、美味なる樹液を吸っている様が目に浮かびそうです。上の茶葉と共に、これらの茶葉は凍頂山より標高の高い、鳳凰山で採れた良質な高山茶です。

17:41  |  新入荷  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.19 (Mon)

【番外編】台南で出会った美味しいもの

台湾にはお茶だけでなく、美味しい食べ物が街に溢れています。今回は台南の友人を訪ね、その時出会った美味しいものをご紹介します。
古都台南は別名食の都とも呼ばれるほど、台湾でも料理が美味しい街として有名です。朝から晩まで町中のいたるところに屋台やお店が出て、美味しい食べ物を売っています。
先ずは朝ごはんから。
粥
朝の定番メニューお粥です。具は台南で人気のある虱目魚(サバヒー)です。安価な大衆魚ですが、濃厚な脂の旨味、ゼラチン質のプルプル感、皮のコリコリ感と全てが絶妙なハーモニーを生み出しています。個人的には大トロより好きなのですが、こんな美味しい魚が日本で流通していないのはちょっと残念です。ここのお粥はご飯粒がそのまま残っており、スープにご飯をいれた雑炊のような調理法でした。阿堂鹹粥(台南市西門路1段728號)
蝦巻
これも日本ではあまり馴染みの無い料理、蝦捲です。エビのすり身とぶつ切りの身を皮に包み揚げてあるスナック的な小料理で、好みをタレを付けて食べます。蝦カツと春巻きを足して2で割ったような感じ(?)甲殻類好きにはたまらない一品だと思います。この店は半世紀前、擔子麵の小さな屋台から出発したのが、今では総統が国賓を連れて来るほどの名店になったとか、、。確かに美味過ぎる、、、(上に乗っているのは、ガリ。生姜の甘酢漬けです)
周氏蝦捲總店(安平路125號)
たれ
つけタレは3種。醤油膏(ドロっとした醤油ベースの甘辛タレ)、辣椒膏(ピリ辛タレ)ともうひとつ。さて、ここでクイズです。一番左のタレ、これは何と読むでしょう?(色ですぐお分かりですよね?)そう、ワサビです!台湾では色々な料理に結構ワサビが活用されています。
山蘇
メカブや海草ではありません!これも台湾ならではの食材、山蘇の炒め物。日本にもあるのですが、八百屋さんには並びません。普通は花屋さんで観葉植物として売っている、アビス(オオタニワタリ)と呼ばれるシダの一種です。私も育てたことがありますが、まさか食用とは知りませんでした。根元の部分は芯が硬いので、小さな芽の部分だけを使います。(ワラビと同じ考えですね)特有のヌメリがあり、山菜好きにはお勧めの一品です。
イカ炒め
台南は美味しい海鮮も沢山楽しめます。熱帯ならではの魚やカニ、シャコやエビ、貝類など驚くほど豊かで、しかも安い!!写真はイカの炒め物ですが、黄色のペースト状のもの、濃厚なコクと旨味があります。最初カニ味噌?エビ味噌?魚卵?かな??と思っていたのですが、なんとアヒルの塩漬け卵の黄身だとか、、。う~ん奥深いです。
このとき一緒に食べたマテ貝のバジル炒め、錦蝦、巨大なカニもどれも美味しかったです。梅鑫海鮮店(住所は忘れました、、)
杏仁氷
台南でデザートというと莉莉水果店が有名ですが、今回はそこではなく、台南大学近くの杏仁豆腐冰で有名なお店へ行きました。
お皿の下にたっぷりの杏仁豆腐、その上にカキ氷、そして小豆と練乳のトッピング。店名も體育公園杏仁豆腐冰。健康的ですね~(笑)
15:23  |  その他  |  TB(1)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.11 (Sun)

花蓮産珍しい花茶「柚花茶」 ■ 花の香りの烏龍茶 ■ 人気です!

花蓮県瑞穂郷舞鶴村はフルーツの産地としても有名です。2月から3月にかけて、柑橘類の文旦の花が開花し、あたり一面甘い香りに包まれます。
ゆず1
ジャスミンやキンモクセイの花の香りを付けたお茶は一般的ですが、この柚花茶は台湾でも滅多とお目にかかれません。というのも、開花時期が短いのと、製茶に大量の花が必要となるため量産できないからです。また、繊細な花の香りを効率よく薫香するにも高い技術が必要となってきます。
ゆず2
柑橘類の果実とは違い、その花の香りは甘い中にも清清しい酸味が加わり、何とも幸せな気分になります。
その香りを高山茶の金萱に何度も何度も薫香して、仕立てられており、茶葉と花の香りのハーモニーは絶妙の極みです。この感動をぜひ一度味わってみてください。
1袋25g入 \1500
発送もいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
20:03  |  新入荷  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.11 (Sun)

2010年早春 文山包種茶「不知春」

この春の一番茶が入荷しました。冬茶と春茶の間、極めて短い時期に極少量摘み取られる坪林産の文山包種茶です。その名も「不知春」。本格的な春の訪れを知る前にお茶に仕立てられるため、その名が付いたといわれます。とても上品な味と香り。展開した茶葉も美しい緑色を呈しています。
IMGP4269.jpg
1袋25g入り \1200です。
発送もいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
16:39  |  新入荷  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.11 (Sun)

台湾、南投お茶の旅 その3

蘇さんとの面会を終え、次に向かったのが林獻鎮、林偉信さん父子の店です。
玉春
このお二人は茶農家というより、茶農家から買い付けた茶葉を更に良いお茶へと仕立て、世に送り出す仕事をされています。台湾では大きく分けて2つの茶商があり、農家直営販売型(栽培から収穫、仕立てて卸売り)と買い付け型(茶葉を農家から買い付け仕立てたり、きれいなパッケージに詰め販売する)タイプとに分かれます。林さん父子は後者のタイプですね。
鹿谷郷を拠点に、杉林渓のいいお茶を幾つか持っておられ、「玉葉茶」「長春茶」「蟬涎香」「紅水凍頂」など次々と美味しいお茶をご馳走になりました。せっかくだから珍しいお茶でも、と出てきたのが民国65年製の陳年烏龍茶。
minkoku65
茶葉もまだ揉捻が施される前の形をしています。
yaseiroacha
古いお茶はまだまだあるよ、と色々見せていただけました。
raobisaicha
老茶は品質管理のため隔年で火を入れて、長期保存されるそうです。ここでは、多数の老茶の入った缶が山積みされており、良く見ると人の名前が書いてあります。伺うと、それぞれのお茶にオーナがいて、その人たちのために火入れなど管理をされているとの事。中には日本人の名前もありました。
日本ではまだ老茶というものが積極的に楽しまれていませんが、台湾や中国ではひとつのカテゴリーとしてステイタスを持って受け入れられているようです。
15:33  |  その他  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.10 (Sat)

台湾、南投お茶の旅 その2

蘇さんのお宅で何種類も美味しいお茶を頂いた後、茶園にある百年以上経った老茶樹があるというので見せてもらうことになりました。小雨の中、細い畦道を行くと途中花が咲いている木がありました。これが龍眼とよばれる果実の木で、この木を炭にして、お茶の乾燥(ホンベイ)に使われるという事です。
ronggan
さらに奥へ進み檳榔の木に囲まれた茶畑の中に少しこんもりした茶樹がありました。百年ということですからさぞや大木ではと思いきや、何度も摘み取られ刈り込まれたため周囲の木と殆ど変わらないこの木こそ、百年老茶樹なんだそうです。
100yo
昨日新芽を摘まれたばかりということで、随分すっきりした状態になっていました。根元からは多くの蘖が出ており、それらがこんもりとした樹形を作っていました。時間も正午を過ぎていたので、ここからそう遠くないところで美味しいお昼ご飯をご馳走になってしまいました。
ludingsou
凍頂山の一番高いところにある鹿鼎荘という素敵な民宿です。ここで、ローカル色豊かなご馳走の数々をいただきました。中でも、香椿と呼ばれる木の芽を使ったオムレツは私の大好物でもあり、感激でした!
tamagoyaki
食べきれない程の料理を出され、お腹も一杯になったところで、次なる目的地へと移動しました。蘇さん本当にありがとうございました。<続く>

19:14  |  その他  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.08 (Thu)

4月29日(祝)■台湾茶のお茶会 その1

今回行ってきました、台湾で出あったお茶を紹介するお茶会です。4月と5月の二回に分けて行います。
春が来る前(2月~3月)に摘み取った茶葉で作られた包種茶「不知春」を初め、新茶や高山冬茶を中心に行います。
ぜひご参加下さい。

日時 4月29日(祝)午後2時から
会費 1500円(茶葉、お菓子代込み)
会場 茶心居

準備の都合上、事前にメールフォームもしくはお電話にてご予約下さい。
17:49  |  イベントのお知らせ  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.04.08 (Thu)

台湾、南投お茶の旅 その1

2010年3月末。台湾中部、南投県の鹿谷へお茶めぐりの旅に行ってきました。まず初めに訪れたのは、凍頂烏龍茶の産地として有名な鹿谷郷。台中市内から車で1時間程で到着です。当日は生憎の雨。それでも素敵なお茶と出会えました。
luku

鹿谷は台湾でも有数の高級茶の産地として近年発展してきました。お茶のコンテストなども積極的に行われ、高級茶で有名な農家も数多くあります。その中でも、親子三代にわたりお茶作りに携わり、コンテストでの輝かしい受賞経歴ばかりでなく、当地で最も古い茶樹を所有する、蘇世慶さんのお宅を訪問しました。
nouka
我々が到着した日の前日、ちょうど今年最初の茶摘が行われたとのこと。今日はいずれにせよ雨だから茶摘はできないよ。と言われ残念~。
dongding1

それでも、百年以上経った老茶樹から摘んだ貴重な茶葉を見せてもらえました。
namacha1
まだ生乾きの状態です。しかし何ともいい香りが漂ってきます。せっかくだからと、この茶葉を淹れてくださいました。その味は、今まで知っている凍頂烏龍茶とは全く違う、爽やかさと素晴らしい香りに満ちたもので、石古坪烏龍に近いものでした。

何十年も保存しているという、老茶や珍しい凍頂紅茶、そしてコンテスト受賞茶の数々を(本当に沢山)飲ませていただき、感動もあいまってすっかりお腹がいっぱいになってしまいました。
pincha

それを知ってか知らずか、「天気は悪いけど、ちょっと百年茶樹を見に行きますか?」とのご提案。それは是非とも!と茶園に案内いただきました。<続く>

17:40  |  茶を語る  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑
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